常圓寺集合墓地Q&A

この頁では常圓寺関東寺務局東照庵の寺報(第34号)に記載している『常圓寺集合墓地Q&A』の完全版をご紹介しております。
紙面においては方丈様が書かれたQ&AのA部分を朴宗の責任においてかなり圧縮編集しておりますが、ここでは方丈様のお答えそのままを載せております。

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Q…着工予定と完成予定を教えてください。
A…集合墓地については2021年の春に着工して1年くらいで完成の予定です。その後、資金繰りが立ち次第、五重塔の建設に取り掛かる予定です。

Q…区画の種類やお幾らほどなのかなど、詳細はいつ頃わかり、また申し込みできるようになりますか?
A…来年春頃にご案内できるように準備を進めております。

Q…すでに本堂脇にある永代供養墓とはどう違うのですか?
A…永代供養は、絶家などにより先祖の供養が出来なくなってしまう檀家の方々を対象に、個個のご霊位の供養を、お寺が責任をもって永代お勤めしていくシステムです。それらの方々のお墓が永代供養墓です。集合墓地は室内型墓地で、従来の野外墓地に家別で建立されているお墓に代わるもので、個個のご霊位の永代供養は付属しておりません。別途、永代供養を申し込んでいただくことになります。但し、集合墓地でも定期的に集合墓地(に納骨されているご霊位の)全体の供養を行うことになりますので、集合墓地を取得した家が絶家になっても「無縁墓地」になることはありません。

Q…永代供養墓は既にいっぱいだと聞いていますが、では今後常圓寺では永代供養は出来ないのですか?
A…そんなことはありません。満杯に近づいているのは納骨棚(納骨スペース)で、永代供養については申し込みいただけます。納骨棚(※お棚にお祀りするのは33回忌までで、その後は合祀する〈土に返す〉こととなります)にもまだ少し余裕はありますが、満杯になった場合、今後お申し込みの永代供養のご霊位の納骨については、集合墓地内の納骨スペースに納骨するか、集合墓地を取得していただいて、そこに納めることになります。

Q…となると、集合墓地を求めることと、永代供養申込とは費用が別になるということでしょうか?
A…そうなります。集合墓地を求めることは、お墓を持つことと同じであり、永代供養は、個個のご霊位のご供養となります。

Q…五重塔のふもとにご先祖様を安置する例を見聞したことがないのですが、他に例はあるのですか?
A…知る限りでは例がないように思います。五重塔はお釈迦様のお骨をお納めする塔ですが、塔の下に、皆様のご先祖様の安住の地を作ることは大変意義深いことだと思っています。

Q…それだけ意義深いものとなると、庶民には申込が難しいようなお金が必要となってしまうのでしょうか?
A…集合墓地の納骨棚には、30センチ四方のものから、お仏壇が入るようなものまで、8つほどのタイプを予定しており、それぞれ相応の価格設定となる予定です。まだ詳細は決まっておりませんが、これまでのように、お墓の場所を取得しそこに墓碑を建立する費用に比べれば、割安になると思いますし、屋外墓地のようにお墓の管理・清掃の必要はありません。管理費等については現在検討中です。詳細がまとまりましたら、皆様に何らかの方法(文書・ウェブ等)にてご案内を差し上げます。

Q…お寺で新たなものを作るとなると、檀家は全員必ず寄付をしなくてはならないのですか?
A…寄付の強請はございません。しかし五重塔の建立誓願に対する皆様からの御寄付を拒むものでもありません。集合墓地の取得という形でご協力いただければと思います。

Q…集合墓地・五重塔に対する志納者はどこかに名前を残して頂けるのですか?
A…集合墓地は、あくまでも墓地を取得していただくもので、志納とはなりません。五重塔に対する志納(寄付)については、塔の周囲の柵の石柱に名前を彫り刻むことになります(まだ詳細は決まっておりません)。

Q…常圓寺の檀家専用なのでしょうか?檀家になっていない親類や知り合いにも紹介したのですが…
A…やはり中心は常圓寺の檀家であり、檀家の方を優先的に考えております。しかし五重塔はもっと広く多くの方に開かれたものですので、その元に集合墓地も檀家以外の皆様にもお分けできるようにと考えています。

Q…最後に方丈様から関東在住の檀信徒の皆様へお言葉をお願いします。
A…伊那から関東に移住された方で、できるだけ自宅の近くにと都会に墓地を取得される方もおられます。お墓参りの便を考えますと当然のことと思います。しかし、今の住所(住居)に子供や孫も暮らすことになるかというと、そのようにはならない時代になっていくと思われます。であれば、多くの皆さんのルーツは伊那にあるのですから、今後子孫がどこへ移住しても、先祖のルーツである伊那を心の拠り所としていただければと私は願っています。子供や孫を連れてふる里を訪ね、五重塔のある先祖の菩提寺をお参りし、お墓参りをする、私は遠方の檀家の皆様のそのような将来を思い描いています。新型コロナ問題は少なからず日本の将来を変えるかも知れません。都会を離れ、自然豊かな地方に移住して仕事をする人が次第に増えるかも知れません。皆さんがまた、ふるさと伊那の地へUターンされることを願っておりますし、皆さんの望郷の心が五重塔建立を実現させてくれることを願っております。