私的通信 朴宗の個人部屋48

納車半年

必要に迫られて寺務用車を新しくしてから半年が経ちましたが、本当に買い替えて良かったなぁとしみじみ感じています。
買い替えた大きな理由の一つに、年齢に従って衰えゆく自分の注意力を補ってくれるような安全運転支援機能がありました。今暫く檀信徒の皆様のために各地を飛び回る必要がありますので、より安心安全に移動できる車が必要だったのです。
例えばPDAという機能。前方走行車両や停車車両、歩行者・自転車との距離を常に把握し、衝突事故を避けるべく自動で減速を補助してくれます。運転の責任はドライバーにあるのは勿論ですが、うっかりを補ってくれる機能には本当に素晴らしいものがあります。
また高速道路での半自動運転を支援してくれる機能…これが実用レベルになっており、本当に助かっています。
庶民車とは言え東照庵の経済力を考えれば高価なお買い物であったことは確かですが、本当に満足度の高い車で、これでもうしばらくは檀信徒の皆様のために飛び歩くことが出来そうです。

朴宗昔話

今回はトイレのお話。皆さんのお宅に和式トイレはまだ残っているでしょうか?
私がまだ子どもの頃、実家には二つトイレがあり、二階が洋式、一階は和式でした。(ちなみにあれから数十年経った今も一階は未だに和式です)
生まれてからずっとそうでしたので特に疑問に思わなかったのですが、大人になってから知って驚いたことがあります。
何と父が子どもの教育のために、敢えて和式・洋式の両方にしていたというのです。その意図するところは、子供が外で用を足すとき和洋どちらでも戸惑うことのないようにということ。
最近の子は家に洋式しかないので和式の使い方がそもそも分からない、という話を耳にしたことがあっただけに深く納得。
いやぁ…そんなところにも父の教育方針が隠れていたとは目から鱗でした。

会計報告

東照庵は常圓寺の関東寺務局ではありますが、経営的には別となっており十二月が決算月となっています。そこで令和五年分のご報告を申し上げます。
預金自体は寺務用車を新調しましたので大きく減っていますが、これは致し方ないところです。
但しその影響を除いたとしても、開設以降最も厳しかった平成二十八年度と同程度の厳しい一年という結果でした。
お寺ですので大きく儲ける必要はないとはいえ、持続の為にはそれなりの経営状況が必要です。ですので常圓寺檀信徒の法務はいつも通りとしても、方々に頭を下げながら状況が改善するよう努めたいと思っております。

夏対策

東大和市に転居してきたのが昨年五月でしたので、この地で冬を過ごすのは初めてでした。
この地というよりこの物件といったほうが正しいのでしょうが、冬場はお天道様の有り難さを感じる日々でした。ちゃんと陽が差す日には、朝でもホットカーペット以外の暖房を使わずに済んだのです。ということは…既にひと夏越していますが、この物件の夏はそれだけ過酷ということでは?
その検証のために電気の検針票をひっくり返して確認してみたところ、冬場はやはり国分寺時代より少なく済んでいました。電気代高騰の折これは助かります。ではその分夏が…かと思い見てみると、国分寺でも東大和でもほぼ同じ使用量…んん???
夏は日が高いので案外部屋の中まで射し込まないのかな?まぁいずれにせよ何かしらの日差し対策を夏が来る前に考えないといけないなぁ…と思っています。

編集後記

観光ではなかったのが残念でしたが、先日所用で訪ねた先で温泉があるホテルに宿泊する機会がありました。久しぶりの温泉でとても気持ちよかったのはいうまでもありませんが、驚いたのはその晩の睡眠です。
身につけている活動量計で翌朝確認してみると、睡眠時間はわずか3時間29分にもかかわらず睡眠の質の判定が何と100%「最適な睡眠時間」とのこと!
年齢と共に長時間は眠れなくなってきていますが、温泉の力で短時間睡眠でも十分な程の深い睡眠が取れたってことのようです。ベッドもいいマットが使われていたのかもですね。