最近「万が一御葬儀となった場合のこと」をご相談頂くことが続きました。そこで今回は、関東にお住まいの常圓寺の檀家さんは御葬儀をどのように行っているのか?ということについて書いてみたいと思います。
ちなみに今回の話の中で一番大切なことは「東照庵にご相談頂くこと」この一言に尽きると思います。(※勿論皆さんの菩提寺である常圓寺にお電話頂いてもよいのですが「関東の事情に詳しい東照庵に相談を」と促されるようです。) 理由は明快でそれが首都圏で懇ろなご供養を実現する最善手だからです。
それはさておき、話を進めることにいたしましょう。伊那は親戚近隣とのお付き合いが濃厚な社会ですので、御葬儀やお法事もある意味常識の範疇にあります。しかし首都圏では?というと全く環境が異なりますので、仏事については何も分からないほうが当たり前かもしれません。
ですので東照庵では「多くの方は仏事について何もご存じではない」という前提でご相談にのっておりますので、どうぞお気軽にご連絡下さいませ。
本題に戻りますが、では関東にお住まいの常圓寺のお檀家様の多くは御葬儀をどうされているのでしょうか?簡潔に述べると
一)御葬儀は現在のお住まいのお近くで勤め
二)お墓のある伊那で四十九日を行い納骨する
という形が大多数です。
また皆さんが悩まれるのが葬儀のあり方です。関東では通夜・葬儀というのが一般的ですが、コロナ禍前後から通夜はしない場合も増えてきています。この背景には御葬儀というものがある意味公のものから私・家族のものに変化してきていることもありましょう。「どうせ家族だけなのだから、通夜は要らないのでは?」という感覚です。
この問題をどう考えるかはお寺や和尚さんによって様々でしょう。では常圓寺としては?東照庵としては?ということですが、通夜をした方がより良いとは思うもののその判断は喪主さんにお任せしています。実は伊那では法要としての通夜は執り行われる風習がなく、枕経(まくらぎょう)・葬儀という流れなのです。それに倣い東照庵でも必ず枕経をお勤めしています。
ここで皆さんは「枕経?」と引っかかりを覚えられるやもしれません。そのことはちょっと後回しにするとして、関東在住の常圓寺の檀家さんがお亡くなりになった場合は…
一)葬儀社に搬送 依頼(ご自宅or安置施設)
※葬儀日程の勝 手な決定厳禁
二)東照庵に連絡
三)当日乃至翌日に 枕経をお勤め。※近隣のご親族様のみで可
四)枕経終了後、故人の略歴等をお伺いすると同時に葬儀日程等ご相談。
五)通夜(※略する場合もあり)
六)葬儀
というような流れとなります。ですので事前相談を受けた場合には最低限決めておくべきこととして、以下のことをご案内しております。
一)葬儀社を決めておくこと
二)搬送先を決めておくこと
ここで注意しなくてはならないのは、安置施設への搬送とする場合です。一部の葬儀社では安置施設といってもお参り不可の「倉庫に詰め込むだけ」というところもあるからです。ですので葬儀社を選ぶ場合には《安置されている場所での枕経は出来るか否か》には留意して頂きたく思います。
さて後回しにしていた枕経とは何ぞや問題を最後に。
伊那谷では今でも行われているご法要でお亡くなりになってからの最初のお経です。個人的にはその重要性は首都圏のほうが高いと思っています。というのは首都圏では焼き場不足問題で御葬儀が一週間以上先になることも珍しくなく、枕経がなければ故人が一週間以上実質的に「放置」となる現実があるからです。
まずは駆けつけお経をあげ一旦安心して頂くとともに、皆さんにお目にかかること、皆さんのお気持ちを伺うこと…これもまた大切なことであると思っております。
いずれにせよ、まずは東照庵にご相談を…ご事情を鑑みた上での懇ろなご供養をご提案いたします。